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ダイオウグソクムシNo.23が脱皮しました!

2019年10月13日(日)


 脱皮をしたらくっきり2色に分かれました

 鳥羽水族館で飼育中のダイオウグソクムシ(個体識別番号№23)が、2019年10月13日(日)に脱皮をしました。ダイオウグソクムシは国内の多くの水族館で飼育されていますが脱皮の事例は少なく、これまでに国内で3例(内鳥羽水族館が2例)、アメリカで1例の計4例の報告だけです。
 今回の№23の脱皮はそれに続く世界で5例目の非常に珍しい事例です。

 ダイオウグソクムシを含む等脚類(ダンゴムシの仲間)は、脱皮の際に先に体の後半部(胸部第5節以降)を脱ぎ、それが硬化した後、前半部を脱ぐ習性が知られていますが、№23は今回後半部の脱皮に成功しました。

 ダイオウグソクムシ№23に脱皮の兆候が表れたのは9月1日頃で、担当飼育員が当館の公式ブログで、9月末から10月初旬にかけての脱皮を予想していました。
 9月20日頃からまもなく始まる脱皮に向け慎重に観察を続けていたところ、10月13日の朝6:50に水槽の見回りに来た飼育スタッフが、きれいに脱皮し終えた№23の姿と脱皮殻を確認しました。№23は時折動き元気な様子を見せています。

 今回、№23が脱皮したのは体の後半部だけで、前半部の脱皮がいつになるのか不明ですが、この脱皮が謎に満ちたダイオウグソクムシの習性を明らかにする貴重なデータのひとつになると期待しています。また、これまでの世界4例の報告では、いずれも後半部の脱皮後まもなく斃死しているので、№23が前半部(頭側)の脱皮も無事終え、世界初の「完全脱皮」の成功になることを願っています。

 

【ダイオウグソクムシNo.23データ】
入館日:2014年5月30日(メキシコ湾で採集)
性別:オス / 脱皮前 体長:約31cm 体重:1004g(入館時に計測)


※脱皮殻は10月14日(月)の閉館までの展示予定です。
※現在鳥羽水族館で飼育しているダイオウグソクムシは5個体(オス:4、メス:1)です。




過去のダイオウグソクムシの脱皮の様子はこちら
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