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日本動物園水族館協会 第26回古賀賞を受賞

2012年06月01日(金)


オウムガイ


オオベソオウムガイ

 鳥羽水族館はオウムガイとオオベソオウムガイの繁殖実績が評価され、この度、公益社団法人日本動物園水族館協会(日動水)より国内の動物園水族館に与えられる最高の栄誉である、「古賀賞」を受賞しました。

 

 鳥羽水族館におけるオウムガイ類の飼育は1978年3月30日にニューカレドニアのヌメア水族館から寄贈された2匹のオオベソオウムガイから始まり今年で34年目。
 1982年からはオウムガイも加わり、長期飼育と繁殖下での繁殖を目的とした研究は現在に続いています。1993年に世界で初めてオオベソオウムガイの孵化に成功し、続く1995年にはオウムガイの孵化にも成功。(これらの繁殖に対し日本動物園水族館協会から1994年、1997年にそれぞれ繁殖賞が授与されています。)
 現在までにオオベソオウムガイ61個体、オウムガイ155個体が孵化し、そのうちオオベソオウムガイ6個体、オウムガイ3個体が長期飼育(1000日齢以上)に成功しています。さらに2011年12月にはオウムガイの孵化個体が飼育世界最長記録を更新しました。またオウムガイの孵化個体のうち、1個体は野生個体と交接を行い産卵し、このときの卵の一つが2000年3月に孵化しました。これが飼育下における世界初の3世繁殖の成功例となりました。

 

 これらの業績が古賀賞の主旨である「飼育下における繁殖が困難で、世界的にも例の少ない種の繁殖」、「複数の世代にわたる多数の繁殖 」、「独創的な工夫、独自の努力、画期的な開発がなされた結果としての繁殖」などに合致するものとして高く評価され、すぐれた業績をあげて、動物園や水族館での繁殖技術の向上に特に功労があったものとして表彰されました。
 表彰式は5月24日(木)旭川市(旭川グランドホテル)において平成24年度 公益社団法人日本動物園水族館協会総会並びに協議会において行われ、総裁であられる秋篠宮殿下ご臨席のもと表彰状とメダルが授与されました。また飼育担当者 森滝丈也(もりたき たけや)が「オウムガイとオオベソオウムガイの繁殖」の受賞者講演をおこないました。

 

【受賞のコメント】
 この度の古賀賞受賞は、難しいとされてきたオウムガイの累代繁殖に成功し、長期飼育技術の開発と継承そして探究心のたまものと喜んでおります。また5月24日に公益社団法人日本動物園水族館協会の総裁であられる秋篠宮文仁殿下ご臨席の下で受賞講演ができましたこと、大変嬉しく思っています。

                                       館長 古田正美

 

≪ 古賀賞 ≫
動物園・水族館における動物の繁殖技術の向上に特に功労のあった業績を讃えることにより、展示動物の増殖と種の保存に貢献することを目的として、昭和62年より実施されている。「飼育下における繁殖が困難で、世界的にも例の少ない種の繁殖」「複数の世代にわたる多数の繁殖 」「独創的な工夫、独自の努力、画期的な開発がなされた結果としての繁殖」など、表彰対象はさまざま。


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