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日本初!ウミサボテンの繁殖に成功

2018年04月12日(木)

 4月12日より、鳥羽水族館で繁殖に成功したウミサボテンの展示を開始しました。ウミサボテンはサンゴやイソギンチャクと同じ刺胞動物の仲間で、ウミサボテンの産卵は事例が極めて少なく、国内で繁殖に成功したのは今回が初めてです。

 2017年10月2日、ウミサボテンの水槽内に直径約0.8mmの卵が浮遊しているのを見回り中の担当者が確認しました。回収できた卵は30個で、海水をはったシャーレで観察を続けたところ、31時間後には20個の卵がプラヌラ幼生となり、回転しながら泳ぐ姿が見られました。毎日の給餌と水質管理を徹底したところ、そのうちの1つが生き残り、この度6ヶ月以上の飼育に成功しました。現在の大きさは、伸張時約2.5cm(収縮時約1cm)とまだまだ小さいですが、少しずつ成長しています。

 飼育担当者は「ウミサボテンを鳥羽水族館で初めて展示したときから飼育に携わっているので、繁殖に成功してとても嬉しいです。まだ小さいですが、貴重な育成データを取りながら観察、飼育していきたいと思います。親群体と比較しながらご覧いただきたいです。」と話しています。

 繁殖に成功したウミサボテンは、4月12日より「へんな生きもの研究所」のウミサボテンの親水槽前にある、特別水槽(30cm×30cm)で一般公開しています。

 

【ウミサボテン】  刺胞動物門 ウミサボテン科  サンゴやイソギンチャクと同じ刺胞動物の仲間で、海水浴場などの砂浜や海底が砂泥の環境に生息。夜行性で、夜間は伸張し砂から突出しているが、日中は収縮して砂の中に隠れているのが特徴。


※4月18日、ウミサボテンの繁殖個体の展示を終了しました。


成長したらこんな感じになります