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白!?透明!?のオタマジャクシを展示

2014年06月10日(火)


白いオタマジャクシ


内臓が透けて見える透明

 梅雨本番の東海地方。鳥羽水族館では、6月10日より白いオタマジャクシと透明なオタマジャクシの展示を始めました。

 白いオタマジャクシ(ニホンアマガエル トノサマガエルもしくはダルマガエルであると判明しました)は、6月3日に伊勢市の田んぼで近所に住む方が発見、水族館へ連絡をくれました。6月6日と8日に飼育担当者が確認に行った際にも同じ田んぼで白いオタマジャクシを見つけ、計15匹を捕獲しました。一方、透明なオタマジャクシ(ニホンアマガエル)は、6月4日に東京都調布市内の池で発見されました。発見者が飼育担当者の知り合いであった為、連絡があり6月8日に約30匹を寄贈していただきました。

 飼育担当者は「今まで青色や白色のアマガエルが持ち込まれたことはありますが、透明なオタマジャクシは初めてです。色が変わったハッキリとした原因はわかりませんが自然界ではとても目立つので捕食されやすく生き残るのは少ないと思います。順調にいけば白いオタマジャクシは1~2週間、透明なオタマジャクシは2~3週間程で陸に上陸し始めます。珍しいので是非見に来て欲しいです。」と話しています。

 

体の色が違うのはなぜ?

 アマガエルの体色は表皮と真皮の間の3層に配列する色素胞(色素細胞)によるもので、各層の色素異常により青色や皮膚が透けて見える個体が生まれることがあり、このような色彩変異のアマガエルは年に幾例か報告があります。

 今回展示する白いオタマジャクシは「アルビノ」と呼ばれるもので、劣性遺伝や突然変異により先天的にメラニン色素がなく、体の色が白色もしくは黄色、目の色が赤いのが特徴です。また、透明なオタマジャクシは劣性遺伝や突然変異による色素異常の為、皮膚が透けて見えると考えられます。

 

※白いオタマジャクシは大きさ約5~6cm、透明なオタマジャクシは大きさ約2cm。
 日本の川ゾーンの里山コーナーにて展示中です。


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