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ブリーディングローンによりラッコを搬入 本日より一般公開

2016年03月03日(木)

 ブリーティングローン(種の保存を目的とした動物の貸し借り)により、東京サンシャイン水族館(東京池袋)より鳥羽水族館へラッコ1頭の輸送が3月1日~2日にかけて行われました。2日の到着後、状態も良いことから本日3日より一般公開を行います。

 ラッコは国内の飼育数が減少傾向にあり、様々な形で繁殖の試みが行われています。今回のラッコ1頭(雄)の輸送はサンシャイン水族館でのペアリング終了(サンシャイン水族館「ミール」雌死亡)に伴い、鳥羽水族館での新たなペアリングの為に、おこなわれたものです。

 3月1日 サンシャイン水族館でケージに入れられたラッコは4トンのトラックで出発、新東名から湾岸道路を通って約9時間。鳥羽水族館には2日午前4時過ぎに到着し水槽へ搬入されました。輸送中には餌に与えたタラ2㎏を食べ、到着後もしばらくして(午前7時30頃)貝を約1㎏食べるなど食欲もあり、比較的落ち着いた様子で飼育担当者を安心させました。

 今回搬入されたラッコ:国内登録番号#274 愛称「ロイズ」雄

            2005年5月4日 アドベンチャーワールド生まれ

 所有園館:アドベンチャーワールド  (和歌山県白浜町)

 借用期間:1年

 

 やってきた「ロイズ」(雄10歳)はブリーディングローンにより以前にも鳥羽水族館で飼育されていた時期があります。(以下ロイズの移動経緯)

  ・2009年1月ブリーディングローンにてアドベンチャーワールドより鳥羽へ来館。
   鳥羽水族館「メイ」(雌 2004年5月9日生まれ)とペアリングするが妊娠には至らず。
  ・2014年3月21日サンシャイン水族館所有個体「ミール」(雌)とペアリングするため
   サンシャイン水族館へ移動。
  ・今回サンシャイン水族館「ミール」死亡のため、再び鳥羽水族館へ移動。

 「メイ」と「ロイズ」は5年間のペアリングで結果が出ませんでしたが、サンシャイン水族館では交尾も観察されているため以前より可能性もあると判断し、再度ペアリングを試みます。借用期間は1年。早ければ3月12日頃から同じプールに入れる予定です。

 

 ブリーディングローンとは・・・希少な動物を絶やさず増やしていくために、動物園や水族館同士で動物を貸し借りする制度 。協力して種の保存を実行している。


移動中も落ち着いた様子です


元気に泳ぎ回るロイズ


鳥羽水族館に帰ってきて初めてのご飯


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