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深海の掃除屋さん ダイオウグソクムシ 展示中

2013年01月13日(日)

深い海に棲み、一風変わった風貌を持つダイオウグソクムシ。その生態は完全には解明されておらず、謎が多い生きもののひとつです。

 

ダイオウグソクムシとは

 世界最大の等脚類(ダンゴムシの仲間)として知られ、メキシコ湾などの深海の海底に生息しています。体長は19~36㎝程ですが、過去には体長76㎝・重さ1.7kgの個体が見つかった記録があります。2対の触覚と7対の脚、さらに遊泳脚を持つのが特徴で、歩行だけでなく泳ぐこともできます。

 

ダイオウグソクムシの生活

 光の届かない暗い海底ではどのようなサイクルで1日を過ごしているのか詳しくは分かっていません。水族館でも数日間同じ場所から動かないということもしばしばあります。深海という特殊な環境下では、常時豊富なエサに恵まれているというわけではありません。ダイオウグソクムシは海底へ沈んできた大型の魚やクジラなどの死骸、弱った生きものをエサとしており「深海の掃除屋」とも呼ばれています。エサがある時にはしっかりと食べ、飢餓状態にも耐えうる仕組みをもっているようです。

 

鳥羽水族館のダイオウグソクムシ

 鳥羽水族館では幅1.8m×高さ0.9mの水槽でダイオウグソクムシ(体長約30cm、重さ約1kg)を飼育・展示しています。また飼育を通じて少しでも生態の解明に寄与できるよう、飼育環境の調整やエサの工夫など、日々の観察を続けています。

 謎が多い生態に加え、昆虫やロボットを連想させるような顔、鎧のような体、思わず「なにこれ」と呟いてしまいそうな風貌でお客様からも注目を集めているようです。隠れた魅力をもつダイオウグソクムシをぜひご覧下さい。

※ダイオウグソクムシは、「へんな生きもの研究所」でご覧頂けます。

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