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北海道からセイウチ一頭がお嫁入り

2016年04月02日(土)


無事到着!33時間お疲れ様。


檻から出た瞬間。少し緊張気味


鳥羽水族館での初入水!

 

 北海道のおたる水族館から1頭のセイウチ(雌)が4月2日早朝に鳥羽水族館へやってきました。早速、飼育舎の水槽に入り元気な姿を見せています。

 セイウチを乗せた大型トラックが北海道のおたる水族館を出発したのは3月31日18時半頃、フェリーで津軽海峡を渡り、新東名高速を通って鳥羽水族館へ。約1600km、33時間余りかけての長距離の引越しとなりました。鳥羽水族館では、クレーンを使っての最後の搬入に少し緊張した様子も見られましたが、飼育舎に搬入後しばらくすると水槽で泳ぎだし、落ち着くと用意したエサ(ホッケ)を食べ始めました。

 やってきた「ツララ」は2009年5月31日におたる水族館で生まれた雌のセイウチです。性格はおとなしく、ショーの人気者として活躍していました。(現在:体重523.5kg 体長2.3m)

 今回の移動はブリーディングローン(種の保存を目的とした動物の貸し借り)により行われたものです。セイウチは「絶滅のおそれのある野生動植物の国際取引に関する条約(ワシントン条約)において、「付属書Ⅲ」に規定されている動物です。(原産国による保護実施種)

 その為、今後新たに国内へ輸入される見通しがほぼ見込めず、国内飼育施設同士で連携を図り、その保存をおこなっていく必要があります。 鳥羽水族館では雄の「ポウ」による繁殖の可能性が高いこと。今年4月21日には新たな繁殖施設が完成オープンすること。などから両館で協議調整した結果、おたる水族館の「ツララ」がお嫁入りすることになりました。今後様子を見て同居をおこない、近い将来、新たな命の誕生を期待しています。

 *鳥羽水族館で飼育しているセイウチは3頭(雄1頭、雌2頭)となりました。