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カリフォルニアアシカの赤ちゃん誕生！

　2014年5月30日 21時46分、カリフォルニアアシカに赤ちゃんが誕生しました。今年に入ってから、フンボルトペンギン、カピバラに続く赤ちゃんの誕生に鳥羽水族館は喜びに包まれています。

　5月29日午前9時45分頃、母親がトレーニング中にそわそわと落ち着きがなくなり自分の部屋に戻らなくなるなど出産の兆候がみられたことから、29日の午前10時頃より担当者が交代で観察を行っていたところ、5月30日 21時46分に元気な赤ちゃんが誕生しました。赤ちゃんの性別はオス、全長約83cm、体重7.6kgで、現在は「海獣の王国」ゾーンの裏の水槽で母親とともに過ごしています。同日23時17分には授乳も確認され、とても良く鳴き元気です。しばらくの間は健康状態を見極めるため、一般公開は今のところ未定です。

　母親「シルク」は普段から落ち着きがなく神経質な性格ですが、初産のとき（2012年）には飼育員が驚くほど上手に子育てをした頼もしい一面があります。また、父親の「ビート」は時々怒ることはあるもののどちらかというとおとなしい性格で、「海獣の王国」ゾーンで生活しています。シルクとビートの間には2012年6月にも子ども（名前：きぬ[メス]）が誕生しています。
飼育担当者は「無事に赤ちゃんが誕生してくれて素直に嬉しいです。力強い元気な男の子で、授乳も順調なのですぐに大きくなりそう。健康に育ってほしいです。」と話しています。

＊ 現在、鳥羽水族館で飼育しているカリフォルニアアシカは6頭となりました。
  （ オス4頭［今回の赤ちゃん含む] 　＋　メス2頭）

＊ 鳥羽水族館でのカリフォルニアアシカの出産は14例目

＊ 赤ちゃんの一般公開は未定です。