★クラゲの飼い方と入手方法は?★
●自宅でクラゲを飼育することができるの?
最近、クラゲを飼育してみたいとおっしゃる方が増えてきたようで、このような問い合わせも多く聞かれます。また、実際にご家庭で飼育されている方もいらっしゃるようです。
最近では、某水槽メーカーからクラゲ専用の水槽も売り出されています。
ですが、実際には「綺麗な飼育水が必要」、「エサとして生きた小さなプランクトンを与えなければいけない」などいろいろな難しい問題もあるようです。
●どこに売ってるの?どこへ行けば手に入るの?
海水魚を扱っているペットショップの中には、ときどき入荷する所もあるようです。
また、ミズクラゲなどは全国の海でよく見られますので、採集します。
採集するときは、クラゲを傷つけないように、バケツなどで水と一緒にすくいあげるのがコツです。
●飼育方法は?
種類によって、飼育の難しさも変わってきますので、比較的飼育が簡単だと思われる「ミズクラゲ」とペットショップで「ブルージェリーと呼ばれて売られている根口クラゲの一種」についてポイントを書きます。
クラゲは、一般に売られている海水魚の水槽では飼育が難しいので、できるだけ専用の水槽を使用した方が良いでしょう。
水質の悪化には弱いので、充分に気を付けて下さい。
水質が悪化すると体が縮んだり、熔けて死んでしまうことがあります。
人工海水でも飼育できますが、慣れるまで活動がにぶくなることがあります。
水槽内に水流を作り、できるだけクラゲが水面に浮いてしまったり、底に沈んでしまったり、壁に擦れてしまわないように工夫して下さい。
また、エアーレーションなどで、クラゲの傘の中に空気が入らないように注意が必要です。気泡がクラゲの体についたり、入ったりしたら、取ってあげて下さい。(鳥羽水族館では、特別に作った水槽を使っています。)
水温はミズクラゲで18〜20度ぐらい、フィリピン産のクラゲは少し高めの24〜26度ぐらいが適温です。
エサはクラゲ1匹づつにスポイトなどで、触手に吹きかけて下さい。(水槽の中に広がってしまうと、水質悪化の原因になります。)1日1〜2回程度。
栄養が不足すると、だんだんとクラゲが縮んできますので、そうならないように様子を見ながら適量を与えて下さい。(毎日よく観察することが大切です。)
●何をエサにすればいいの?
ミズクラゲやブルージェリーは、生きた小さなプランクトンを食べます(クラゲのなかには、小魚やクラゲを食べるものもいますが、)。
ブラインシュリンプ(シーモンキーと呼ばれることもあります。)の幼生を与えるのが良いでしょう。
ペットショップなどで卵が売っていますので、別の容器を用意してそこでふ化させます。
(毎日、次の日に与える分のブラインシュリンプをふ化させておきます。)
それを上記のように1日1〜2回程度与えて下さい。
実際に家庭で飼育している方の話を聞きますと、毎日のエサの準備や水換えなどがかなり大変なようです。
また、上述したようなもの以外にもまだ問題はありますし、お金もかかるようです。
でも、それだけに面白いとおっしゃる方もいらっしゃいます。
鳥羽水族館のホームページ以外でも、実際に飼育されての体験談や詳しい飼育方法などを書かれたホームページを作られている方もいらっしゃいますので、それらも参考にチャレンジしてみても面白いかも知れませんね。
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